コンテンツ
- TOP
- 各属性の傾向
- アイテムコストの損得
- ドロー系カードについて
- 各マップ攻略(基本戦略編)
- └デュナン村
- └ダムウッドの森
- └マルセスブルク
- └アトラ山
- └預言者の神殿
- └ラビド村
- └ダーハン島
- └預言者の神殿2
- └クレイトス
- └クレイトス2
- └クレイトス3
- └錬金術師の館
- └カザテガ
- └クアンゼの街
- └プロムスデル
- └天空の祭壇
- └小円環
- └メビウス
- └ツインズ
- └ジャンクション
- └3つの鍵
- └変異手裏剣
- └CHAN-PON
- └モーフアイランド
- └混沌の魔宴
- └ドラゴン・ロード
- └チョイス
- └パイプナイトメア
- └キャンディラップ
- └砂時計
- └コウモリ
- └ラティス
- └バロック
- └まがたま
- └チェーン
- └いかり
- └タリスマン
- └フェネック
- └カナリア
- └ラウンドトリップ
- └二心
- カード検索
- ブックチェッカー
他のゲーム
ブログ
リンク
各属性の傾向
カルドセプトではできるだけ属性の偏ったブックを作ることが良いとされています。
理由としては、各属性のクリーチャーを用意しても止まった土地の属性に合ったクリーチャーが必ずしも手札に有るとは言えないことや、土地コストのあるクリーチャーを使う際に条件を満たしにくくなる(土地属性と合ったクリーチャーでないと倒されやすいなど)、属性限定で強化される安価なアイテム(ファイヤーアムルなど)の効果が薄くなるなど、様々挙げられます。
もちろん、複数の属性を入れたら勝てないということではなく、メリットとデメリットを天秤にかけた際に属性を絞った方が使いやすくなることが多いというだけです。
では、各属性はどんなことが得意なのかが判れば、自分のやりたいことに見合ったブック構成ができるのではないか、ということで各属性の傾向を調べてみたいと思います。
まあ、これまでカルドセプトをプレイしたことのある方であれば、だいたい感覚で判ると思うのですが、数値にしてみたらどうなのだろうと思って確認してみました。
各属性のデータ
とりあえず、属性ごとに数値やらなにやらを表にしてみました。
大丈夫かと思いますが、結構適当に数えたので数値が間違っている場合もありますが笑ってごまかさせてくださいw
ばら撒きに適してると言われる魔力コスト60G以下(初期魔力200Gで3匹配置できるため)、侵略向けとの判断でST50以上、防衛向けということでMHP50以上のクリーチャー数も掲載しています。
その能力次第でコストが高くてもばら撒き、侵略、防衛向けというクリーチャーがいますし、その逆もありますのであくまで数値上のものと判断してください。
※ブックに入れることのできないバンドルギア、グーバ、カーバンフライは除外してあります。
無 | 火 | 水 | 地 | 風 | |
---|---|---|---|---|---|
クリーチャー数 | 58 | 46 | 46 | 46 | 46 |
平均魔力コスト | 43.28 | 59.35 | 60.65 | 58.66 | 61.74 |
魔力コスト60以下(土地・生贄コスト無し) | 41 | 15 | 18 | 17 | 14 |
土地コスト1個 | 0 | 14 | 16 | 16 | 16 |
土地コスト2個 | 0 | 5 | 4 | 3 | 4 |
生贄コスト | 10 | 5 | 4 | 3 | 6 |
配置制限 | 0 | 6 | 10 | 12 | 11 |
平均ST | 17.59 | 30.65 | 24.78 | 27.56 | 27.2 |
平均MHP | 31.4 | 38.7 | 39.65 | 39.76 | 36.54 |
ST50以上 | 6 | 8 | 6 | 5 | 4 |
MHP50以上 | 7 | 16 | 13 | 11 | 10 |
青天井ST | 3 | 2 | 2 | 1 | 2 |
青天井HP | 1 | 0 | 3 | 1 | 1 |
先制 | 4 | 7 | 3 | 4 | 14 |
後手 | 1 | 1 | 2 | 0 | 2 |
防御型 | 15 | 2 | 4 | 6 | 1 |
援護 | 7 | 3 | 3 | 9 | 0 |
無効化 | 3 | 3 | 8 | 1 | 4 |
反射 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 |
貫通 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
再生 | 1 | 0 | 4 | 4 | 1 |
即死 | 4 | 0 | 2 | 2 | 3 |
強打 | 1 | 2 | 2 | 1 | 3 |
巻物強打 | 2 | 3 | 2 | 2 | 3 |
応援 | 2 | 2 | 2 | 2 | 4 |
領地 | 6 | 6 | 5 | 6 | 4 |
全体 | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 |
防魔 | 1 | 3 | 0 | 3 | 1 |
雪辱 | 1 | 2 | 0 | 2 | 0 |
平均など取ったとしても、カード選びで傾向が変わってきますのであまり意味の無いデータですが、それでもコンセプトに合った属性が見えてくるのではないでしょうか。
極端に差の出た箇所もありますので、私の使用感とデータを参考に以下にまとめてみます。
無属性ってどんな属性?
無属性は土地効果が得られないというデメリットがありますが、それを補う少々変わった能力持つクリーチャーが多く、その能力に対してコストは他属性と比べお安くなっており、配置制限も無く手軽に召還できるものが多いです。
土地コストが必要なクリーチャーはいないものの、生贄コスト有りがとても多いので何も考えずに無属性ブックを組むと手札がボロボロになってしまうこともありますので良く考えましょう。
土地の防衛を任せることは少々難しいですが、局地的に活躍する能力が多く他の属性の弱点の補助や得意分野への手助け、高額支払いを避けるための保険などに使われます。
即死などは他の属性にもありますが、土地コストが必要なく(生贄コストはかかります)、土地を確保できていなくても使用することができるので、いざという時にとても助かります。
良く使われるものは、移動侵略で土地を踏み潰すコロッサス、先制と巻物強打持ちのニンジャ、バランスの良いスチームギア、通常攻撃反射持ちのデコイ、気軽に入れられる青天井STのシェイドフォーク(ST=相手と同じ属性の配置数x10)などでしょうか。
特筆すべきクリーチャーは他にも、ゴブリンブックのキークリーチャー・レッドキャップ(ST・HP=配置ゴブリン数x20)、無属性ブック防衛の要・ボージェス先生(応援[無属性クリーチャーのHP+20])など。
他属性にはいないセプター・クリーチャー全員に効果のある全体能力を持ったアイドルクリーチャー達も忘れてはなりません。
上記の表ではアイドルクリーチャーがかなり平均値をひっぱってるので、平均ST・MHPは低くなっちゃってますねw
弱点は、無属性クリーチャーを問答無用で破壊するスペル・バニシングレイ、無属性クリーチャーを100%即死させるクレリック・パラディン、無属性強打持ちのヨーウィ、無属性は無条件で20ダメージを受けてしまう全体スペル・エレメンタルラスと対策方法が多くあります。
基本的に無属性土地に無属性クリーチャーを置いても土地効果はありませんし、他属性では地形効果が得られるマルチ土地でも地形効果が得られませんので高レベル土地を守らせることはなかなか勇気が必要です。
配置されたクリーチャーの属性によって土地の属性が変わるモーフ土地では無属性に変化します。
他の属性と違い、無属性のみのブックを組むことはコンセプトブック以外ではやらないでしょう。
他属性のブックに目的を持って数枚入れ、弱点や相乗効果を狙って無属性クリーチャーを入れることが多いです。
攻撃力が足りないかな?もっと効果的にクリーチャーを使えないかな?と思ったとき、無属性のクリーチャー達はそれに応えてくれるかもしれません。
その他、気になるクリーチャー
- アンバーモス
- みんな大好き運クリーチャーの一体。
MHP40はイビルブラストで一撃死しないし、ティラニーも射程圏外でコストもお安くばら撒きとしてとても優秀。
しかも、ティラノサウルスに変身されたら下手なクリーチャーでは倒せないので敵は攻めあぐねます。
何気に防御型じゃないので移動侵略もできる。石ころがどうやって移動を…?
防具が使えないティラノサウルスに防具を使わせられる方法の一つでもあり、強固な土地防衛を見せることも…。
G・ラットじゃないと攻略できない場合もあるので、ネズミさんがハズレとは一概に言えないのが面白いですね。 - バトルギアα、バトルギアβ
- 合体ロボは男の子の浪漫!
互いに援護に使うことにより合体しバンドルギアという強クリーチャーが使用できます。
バンドルギアは防魔に無効化[巻物攻撃] でST70、MHP70という無属性ながら防衛もこなせるクリーチャーです。
バドルギアβにリフレクション(反射の呪いスペル)を掛け、テレキネシスで敵と戦闘を行わせバトルギアαと合体させることで通常攻撃も受け付けない絶対無敵バンドルギアが誕生しますので狙ってみたいですねw - メタルバグ
- 機械仕掛けの爆弾虫。
そういや、あまり対戦で見ないなぁ、こんなえげつない能力なのにw
スペル攻撃などから、領地能力を使うと土地を失うこともあり、結構消費が激しいからでしょうか?
コスト40GでMHPが40あるのでばら撒いておいて牽制にも使えそうですね。
スペルの他にアーチャー、ファナティック、バンシーとのコンボが強力ですね。
地属性ブックで対戦しているときに、まさかのサンダーストームを食らい、メタルバグが飛んできた時はびっくりしましたw - リビングシールド、リビングスピア、リビングソード
- アイテム使用制限があるクリーチャーでもアイテムとして使用できるので便利。
リビングソードのHP+1という効果は、基本的にステータスが10刻みのカルドセプトではHP+10と同等の効果として見る事もできます。
もちろんクリーチャーとして配置もできるので初期のカード事故も緩和できます。
アイテムが一切使用できないコロッサスにはとても便利な相方ですね。 - ルナティックヘア
- 一見、STとHPを入れ替えたから何だというんだと思うかもしれませんが、実はかなりえげつない能力です。
基本STが0のクリーチャーは、このウサギさんを生かして帰してしまった暁には、HPが0となって昇天。
サキュバスリングを持ったウサギさんは攻撃を当てられれば昇天。(ST上昇クリーチャーの上昇したST分は0にならないので注意)
ターンウォール(クリーチャーを属性によって特定のクリーチャーに変身させるスペル)を無属性、水属性、地属性に掛ければ、各種壁クリーチャーを昇天。
相手がガセアスフォームなどST=0アイテムを使ったら昇天。
ウィークネス(STを0にするスペル)を使って昇天。
戦闘終了まで生き残らなくてはいけないので、侵略側であっても状況によっては無効化アイテムなどで守ってあげて下さい。
このウサギさんを使いたい場合は、専用ブックを使っていろいろなコンボを決めたいですねw - レッドキャップ
- ゴブリンの配置数で強力になるゴブリン族の隊長。
ゴブリンの配置数x20という上昇率は驚異的で、手札からゴブリンを召還するだけでなく、ゴブリンズレア(使用者が空地にいればそこにゴブリンを配置)、ディスコード(一番多く配置されている種類のクリーチャーをゴブリンにする)など併用すれば、恐ろしいSTとHPに。
火属性ってどんな属性?
火属性は侵略、防衛ともに安定したクリーチャーが多くいる属性です。
数値だけで見れば、侵略向けなST50以上のクリーチャーが8種、防衛向けのMHP50以上が16種(実は水属性より多い)と他の属性に比べ多く、特にMHP50以上は新カードのジェネラル=カン(ST+(MHP50以上のクリーチャーの数x5))のST強化との相乗効果が見逃せません。
ジェネラル=カンとファイヤードレイク(火属性クリーチャーの数x5)という強い青天井STクリーチャーや、エグゼクター(ST70)のような攻撃特化型もおり侵略は得意な部類です。
その他、ドラゴン(先制;侵略時ST60)やグラディエーター(無属性以外に強打)などが侵略ではオススメ。
アレスの応援[侵略側・ST+20]は敵も味方もSTが増すので場が荒れまくります。
からめ手で侵略するクリーチャーも多いので、アイテムやスペル選びは良く考えないと真価を発揮できないかも。
防御面で言えば、MHPが高い者が多くても無効化持ちや援護持ちが少ないため過信は厳禁。
しかも火属性には強敵のイエティ(無効化[火];即死[火・60%])という存在がありますので、必ず無効化・反射アイテムは採用しておきたいところ。
配置では、配置制限のあるクリーチャーが他と比べ極端に少ない(6種、他属性は10種以上)ので、他属性より気軽に色んなクリーチャーをブックに入れやすいです。
特にコンジャラーの空地にバ=アルを召還する能力は土地確保には優秀です
また、土地コストを2つ必要とするクリーチャーが多いので、土地・生贄コストを無視させるゴールドアイドルと相性の良い属性と考えられます。
魔力コストはかなり高価なクリーチャーもいますが、ばら撒き用、侵略用、拠点用と別々に考えれば、うまく運用は可能です。
火属性は、他属性と比べると何かに特化したタイプでは無い様に思えます。
そのため、アイテムやスペルでの補助が重要な属性ではないでしょうか。
他の属性に比べプレイングが難しいですが、もし上手く嵌まった時は強力な属性と言えます。
その他、気になるクリーチャー
- イクストル
- 悔しさをバネに相手を呪い殺すクラゲ。
今作より登場の能力、雪辱持ちのクリーチャーの中でも最も強力。
ST50という高い値をアイテムで無効化したもんなら破壊されてしまうし、もともと無効化を持ったクリーチャーはなすすべなく地獄行きです。
巻物が読めないので2択をかけられないのが残念ですが、とりあえずマサムネでも持っておけば相手を困らせられるでしょう。 - オールドウィロウ
- 大きなノッポの顔付き枯木。
CPU戦の切り札と言われるほど強力な足止め能力は、対人戦だと目を付けられうまく配置しないと袋叩きにあいます。
各種攻撃スペルにターンウォール、テレキネシスなどが良く飛んでくる対処方法。
必ずしも足止めしてしまうのは、確実に倒される状況ではデメリットになってしまうので注意が必要です。
同じ能力のケルピーとの差は、MHPが10高く、その分土地コストが一つ多いことと、防御型であることも違う点。
確かにMHP40はスペル攻撃にも強いので悪く無いのですが、防御型にはバタリングラムという即死武器があるため、見過ごせないデメリットになっています。
ピースをかけることで、通行料を取らずに足止めだけするという手もアリ。
処理順番の関係でピースをかけてあってもユニフォーミティの200Gは貰えるため、使ってみても良いかもしれません。 - サルファバルーン
- 死んでこそ、その真価を発揮できる変わったクリーチャー。
破壊されたら敵HP-40というのは、防具のHP増加分などを無視した基本HPを減らすことができるため、MHP40以下のクリーチャーは問答無用で道連れにされてしまいます。
HPの減少効果のあるストームコーザー、低いSTをHPにしてしまうチェンジソルブなどで敢えて死にに行くのが良いですね。
ダイナマイトを持てばさらに爆発する確率アップ!
アイテムを使用せずに確実に死ねるのであれば、ネクロスカラベで敵破壊後、ゾンビになって復活などもできます。
ばら撒きにも、侵略にも使える面白いクリーチャーだと思います。
サルファバルーンを相手にする側は、ST=0のアイテムを使用したり、ダイナマイトなどはグレムリンアムルで破壊するなど倒さないように対処しましょう。
また、バサルトアイドルを設置されるとただの風船になってしまうのでご注意を。 - ソン=ギョウジャ
- 西遊記で有名な斉天大聖。お猿。
援護で使用したクリーチャーのステータスだけでなく、その能力まで引き継げる面白い能力を持っています。
セプターの一部にはこのクリーチャーの熱狂的ファンがいるとかいないとか。
その能力を使いたいなら、そのクリーチャーを出したほうが早いと思うのですが、土地コスト、生贄コストがきついクリーチャーであれば、それらのコストを無視して戦闘に出せると考えれば有用かもしれません。
お安いカウンターシールドとしてデコイを使ったり、ドラゴンの土地コストを無視して侵略したりなど、色々と器用です。 - バルキリー
- 戦闘狂の天女様。
敵を葬る度にテンションがハイになってくるのか、STが+10されます。
援護と先制という強い能力を持っているので、侵略力も防衛力も申し分ありません。
ただ、MHPが低いためスペルに対して弱い面もあります。
彼女の侵略力を無駄にしないためにも、MHPを増加させるスペルで守ってあげましょう。
その他、ハートフィブラでMHPを上げるのもお手の物なので採用の価値ありです。 - ボガート
- いたずら好きの霊。
がっぽりクリーチャーの一匹。
他のがっぽり系より期待値が高い所為か、MHP30と少々頼りない感じ。
何も考えずに配置、レベルアップすればもれなくイビルブラストの餌食になってしまいます。
スペルでの破壊で手札に戻ってくるとは言えそれは避けたいので、各種スペルで強化や防御を行い、高額収入を目指したいところ。
できれば、クイックサンドで足止めしたり、グリードでさらにがっぽりしたりなど浪漫を追い求めランドプロテクトは掛けたくない気もします。
水属性ってどんな属性?
水属性は防衛に特化した属性です。
MHP50以上は火属性16種に次ぐ13種ですが、無効化持ちクリーチャーの数が8種とダントツです。
今回の3DS版では雪辱という無効化に対抗する能力が追加されましたが、それでも無効化はかなり厄介な能力に変わりありません。
防衛特化型の属性のため、STは他と比べると高くないようです。
そんな中でもアタッカーとして、グレンデルが健闘しており、水属性メインなら入れておいて損はありません。
また、イエティ(無効化[火];即死[火・60%])も火属性メインの対戦相手に効果的なので、限定的ではありますが強力なクリーチャーです。
シンリュウ(水護符数でST・HPが上昇)やアスピドケロン(ラウンド数でST・HPが上昇、厳密には青天井ではないかも)の様な限定的な青天井STもいますので、マップや状況を選べば活躍できる子もいます。
侵略はアイテム、スペルでの補助、無属性や他属性のクリーチャーの採用を検討しましょう。
頼りない侵略面の変わりに、まさに鉄壁と言われるほどの能力を持ったクリーチャーが数多くいます。
各種無効化持ちクリーチャーを始め、シーポンズ(防御型;戦闘中、全ての効果や能力は発動しない)、ネッシー(水属性土地なら戦闘中、HP+(領地レベルx10))などの高レベルを守らせたら敵わない者や、アンダイン(戦闘中、HP=(使用者の持つ水領地数x20))の様な土地を確保するだけで強化される者など、拠点候補は困りません。
ブックのコンセプトに合った拠点候補を選ぶと良いですね。
但し防魔持ちクリーチャーがいないのが少々気になります。
ランドプロテクト(防魔の呪い)はどんなブックにも入れられるスペルとは言え、対戦相手のコンセプトによっては少々苦労することもあるかもしれません。
他属性にいる特殊な移動ができるクリーチャー(離れた土地に移動できるなど)が水属性にはいませんので、水土地の確保に困る場合もあります。
その為、他属性よりも土地属性変更スペルが重要となりますので、多めにブックに入れておくと良いでしょう。
その他、気になるクリーチャー
- アヌビアス
- エジプト神話のアヌビスが元ネタ。
破壊されたクリーチャーが多ければ多いほどHPが強化されるので(HP=破壊されたクリーチャー数x5)、大量破壊を目論む全体スペルブックと相性が良いです。
また、戦闘が多く行われるであろう狭いマップでも活躍してくれるでしょう。
一匹もクリーチャーが倒されてない場合は、戦闘突入した瞬間お亡くなりになるので注意です。
逆手に取ってゴールドグースを使うのも良いですね。
高めたHPをチェンジソルブでSTにして侵略すれば、土地を奪ったあとの防衛も心配ありません。
ただし、インシニレートという破壊されたクリーチャー数を0にするスペルには注意が必要です。 - アプサラス
- インド神話の水の精霊。何故か水に関する女精霊って人を誘惑するのが多いよなぁ。不思議。
レベル3以上の土地であれば属性は構わず無効化が発生するので、水以外でも防衛を任せられます。
いっそのこと水属性ブック以外で使う手もあります。
無効化クリーチャーなのに40あるMHPのお陰でスペルにも強く、申し分のないステータスです。
道具の使用制限がきついですが、防具で巻物やブラックオーブに対抗しましょう。
雪辱の発動が確定してしまうので、雪辱クリーチャーの横付け、コダマ、ケルベロス、プシュプル+ライフスティーラーが出てきたら早々に交換するなど対策したいところです。 - ケルピー
- 馬頭に魚の体。
強力な足止めクリーチャーの水属性版です。
火属性のオールドウィロウとの差は、MHPが10低いことと土地コストが1つ少ないこと、STが10高いこと、防御型でないこと、武器が使えること。
MHP30なのでイビルブラスト、ティラニーが怖いですが、土地コストが少ないため配置しやすく出遅れた時にも安心です。
何より防御型でないことはバタリングラムの恐怖から開放され、少しだけ高いSTで土地奪取からの拠点作成も出来なくはないですね。(巻物が使えないのは痛手ですが)
足止めクリーチャーの弱点、防衛し切れない手札でも足止めしてしまう、かなり目を付けられやすいなどは、両方とも同じです。
拠点にしないのであればピース、ユニフォーミティなどで嫌がらせする使い方もありです。 - ブラッドプリン
- 何でも食べちゃう大食いプリン。美味しそうな色してる。
援護に使用したクリーチャーのMHPを吸収して成長します。
出来れば一度に大きく成長させたいので、高MHPクリーチャーを援護に使いたいですね。
ダゴン様を援護に使えば、たった1回でMAXまで成長できます。
成長する前は攻撃スペルに非常に弱いので、早いうちに侵略してMHPを上げましょう。
また、ブラッドプリンの成長は戦闘開始直後に行われるため、ナイトの強打を発生させてしまったり、注意しなくてはならない点もあります。 - ボジャノーイ
- 凶悪な水辺の悪魔。
土地コスト、生贄コストの壁を突破し配置できてしまえば、先制&即死持ちというバイオレンスな拠点に。
即死80%はかなり信頼できる数値に見えますが、それでも100%ではありませんので、防衛の時はきちんとアイテムで守ること。
幸いアイテム制限が無いので、先制持ちも相まって武器でも防衛アイテムとして使うタイミングも出てくるはず。
即死はアイテムが手札にないときの保険と割り切ると安定してくるでしょう。 - マイコロン
- 攻撃を受けるたびに繁殖するキノコ。
攻撃を受けなくてはいけないので、ダメージを半減するタワーシールド、スパイクシールドと相性が良いです。
土地レベルを上げることもないでしょうから、シャドウアーマー(HP+((7-戦闘が行われた領地のレベル)x10))も好相性。
テレキネシスで相手をマイコロンに侵略させ、上手く相手のいた土地に繁殖できれば相手を破壊することができます。
マップをキノコまみれにしたいものですね。
地属性ってどんな属性?
水属性と少し変わった防衛向けの属性で、魔力コストが控えめです。
援護持ちクリーチャーが9種と一際多く、ばら撒きに適したクリーチャーが多い印象です。
離れた土地に移動できるドリアードとブリンクス、土地属性を変更する能力を持ったサクヤ、空き地にクリーチャーを召還できるグーバクイーンなど、土地の確保・連鎖をすることに特化しているとも言えます。
侵略面は少々苦手ですが、ケルベロス(2段攻撃)やコアティ(ST+(地属性クリーチャーの数x5))、強力な雪辱能力を持ったコダマ(雪辱でMHP-30)など、数は少ないですが優秀なアタッカーがいます。
侵略では優秀なアイテム、アースアムル(先制;ST+10;地属性が使った場合強打)がありますのでお世話になることが多々あるでしょう。
拠点候補には、先制・高STのガーゴイル、土地レベル変更スペルを無効化するバロン、先制で敵のHPを吸い取るバンパイアなど、水属性よりもからめ手で土地を守る印象があります。
また、土地確保が得意な属性ということもあり、マッドマン(HP+地属性クリーチャーの数x5)は高HPを出すこともあり、使いやすいクリーチャーです。
防魔持ち、スペルでのHPに影響を受けない能力の持ち主が多いので、スペルにも強い属性です。
特にサンドマンは、防魔&スペルでのHP変化を受け付けないというスペル耐性は完璧なクリーチャーです。
前述の通り、援護持ちが多いこともあり安定した防衛が期待できます。
地属性は他の属性よりクリーチャーを多めに入れたブックがとても機能しやすいのは、援護クリーチャーが多いことも理由の一つかと思います。
また、防御型クリーチャーが多いので、入れたクリーチャーが防御型ばかりで侵略できないということが無い様に注意。
防御型はバタリングラム(防御型即死)が怖いため高いMHPをしていても安心できません。
風属性にはダンピール(無効化[地];即死[地・60%])という宿敵がいますので、無効化アイテムは重要です。
また、風属性の強クリーチャー、ガルーダ(ST&HP=(配置風クリーチャーの数x10))は地属性配置不可のため、少々安心できるという点も挙げておきましょう。
配置制限を持ったクリーチャーが多く、良く考えてブックを組まないと土地の確保、侵略に苦労することとなります。
特に風属性への配置不可が多いので、風属性対策はきちんと考えること。
ここぞという時に配置できない、侵略できないといったことが極力無い様にカードを選びましょう。
その他、気になるクリーチャー
- ギガンテリウム
- 地属性にはありがたい踏み潰し型のクリーチャー。
なんと、ドラゴンゾンビ(ST40)よりもSTが高いのに、魔力コストが安いというありがたい仕様。
土地コストは必要ですが、土地確保が得意な地属性ですのでさくっと配置できるでしょう。
呪いがかかった土地ではHP-20になってしまうデメリットがありますが、移動侵略・連鎖確保が使用方法のメインとなるでしょうから気になるほどではありません。
しかし、防衛となるとそのデメリットが辛く、ランドプロテクト(防魔の呪い)でさえHP-20という少々残念なHPに…。
ボーテックス(戦闘中全ての能力が発動しなくなる呪い)であればデメリットも発動しなくなるので好相性です。 - グリマルキン
- ねこねこクリーチャーの一体。
MHPが低く攻撃スペル耐性が低い者が多い援護クリーチャーの中でも、彼女は防魔持ちのため安心して配置できます。
防衛は援護で守りきれることも多いため、拠点候補にもなり得る素敵なニャンコです。
調子に乗って援護に使うはずだったクリーチャーまで配置してしまわないようにしましょう。
地属性は土地確保が得意な属性とは言え、土地コストが必要なことは忘れないように。 - コカトリス
- 石化ガスを吐くチキン。バジリスクと同視されることもあるなど、ころころ伝承が変わるようです。
相手をストーンウォールに変化させるのは結構地味な能力ではありますが、地属性には設置された地属性の数でステータスが変化するコアティ、マッドマンがいますので、その成長の補助に役立ちます。
とは言え、ストーンウォールはMHPも高く、その後排除するのが面倒になる場合もあります。
クリーチャーの配置されている土地の属性などを良く見て使えると効果的ですね。
バタリングラム(防御型即死の武器)を持っていれば、即死コンボのできあがり! - バジリスク
- 伝承では睨まれたら死ぬだの、通った跡も人の致死量の毒が残るだの、色々とおっかない伝承のヘビ。
カルドセプトではトカゲの姿で登場。
土地コスト2つという召喚条件が厳しいけれど、即死40%の能力が高レベル土地を踏んだ時の保険になるので、ブックに1枚忍ばせる様に使う感じ。
トンファー(2段攻撃の武器)を使えば、低めの即死率を高めることができます。
また、もし即死が失敗しても生き残りさえすれば、土地レベルを下げ、支払額を下げてくれるのでありがたいですね。
防衛時でも土地レベルを下げてしまうので、高レベル土地を守らせるのは絶対に止めましょう。 - スピットコブラ
- 3DS版から強化された毒呪い(戦闘終了時にMHP50%のダメージ)を低価格でご提供してくれるコブラ。
地属性は侵略が苦手なため、侵略の補助に役立つ領地能力です。
コストも10Gなので、とりあえず暇であれば敵を毒にしてしまえるので、どんどん毒化してしまおう。
隙があれば、エグザイル(呪い効果の付いた、召喚条件の無い対象のクリーチャーを手札に戻す)とのコンボなんてのも良いですね。 - デスゲイズ
- 破壊したクリーチャーを80%で手札とブックから抹消するという、相手セプターのコンセプトを根こそぎ破壊できる可能性のあるクリーチャーです。
コンセプトのキーとなるクリーチャーはブックに大量投入される場合がほとんどですし、その他のクリーチャーでも1枚だけ入れておくというのは少ないでしょう。
ただし、配置されてしまったクリーチャーに対しては無力ですので、うまく序盤から中盤で抹消できるようにしたいものです。
抹消されたカードはリバイバル(ブックを初期状態に戻すスペル)やブックを使い切れば元に戻ります。
風属性ってどんな属性?
侵略に特化した属性で、魔力コストが高めです。
魔力コストが高めの原因は、先制クリーチャーの多さで、何と14種もいるためだと思われます。
STはさほど高い印象はないのですが、この先制能力のお陰で高い侵略力と防衛力を持っています。
侵略係には申し分なく、ナイト(MHP50以上強打)、マスターモンク(先制;アイテム不使用でST50)、ホーネット(毒呪い付加)、ナイトフィーンド(先制;戦闘中、ST=(戦闘の行われた領地のレベルx20))、高レベル土地でさえ脅かす存在が多く存在します。
無属性即死のパラディンや、地属性無効・即死(60%)のダンピールは相手を選ぶとは言え、申し分ない能力を持っています。
シニリティの呪いを付加するガン=ジィ、先制に巻物強打のデング、先制で麻痺付加のナイキーなどからめ手も強力です。
対して防衛はMHPが高い者が少なく少々苦手な印象がありますが、先制持ちクリーチャーで侵略は返り討ちにするなども視野に入れてブック編集をしましょう。
MHPが低いクリーチャーはスペルに弱いのですが、きちんと対策をしておけば土地防衛も安定してくるはずです。
それでも守りきれない場合がどうしても出てくるものなので、過信せずアイテムでの補助は忘れずに。
配置には優秀なホーリーラマ(エリア内の離れた風土地(空地)へ移動できる)がいますので、土地確保は彼に任せてしまうのも手です。
ばら撒きには、低コストのスプライト(無効化[MHP40以上])、スペクター(ST&HP=(10〜70のランダムな値))が、他クリーチャーの高いコストを補えて優秀です。
コーンフォーク(破壊された場合G200)やギルドラプター(破壊された場合G100)のように遺産クリーチャーはゴールドグース(MHPxG7の遺産)との相性が良く、ばら撒いておくのに便利です。
スレイプニル(領地[G60・対象自クリーチャーを1~2マス移動させる])は侵略時も土地確保時も役立つ良クリーチャーです。
そして、何より風属性にはガルーダ(ST&HP=(配置風クリーチャーの数x10))という強クリーチャーがいます。
風属性メインであれば使わない手は無いと言うほど性能が高く、攻めるにも守るにも素晴らしい力を発揮してくれるでしょう。
また、応援クリーチャーが意外と多く、先制クリーチャーST+10のケツァルコアトルは、風属性と相性抜群です。
ベールゼブブ(応援[風・ST+10])との応援と組み合わされば、さらなる侵略力を手に入れることができるでしょう。
その他、気になるクリーチャー
- ウロボロス
- 尾を飲み込む蛇という再生や不老不死の象徴であって、伝説などには出てこないと思うんですが、クリーチャー(生き物)として登場。
土地数が4以下の場合は、戦闘で破壊されてもウロボロスとして復活するというまさに、再生・不老不死。
残念ながらスペルではやられちゃいます。
土地数4以下という制限はなかなかカルドセプトのセオリーとは反していて使うには専用ブックを組む必要があります。
土地を4つ以上取らないように、敵の高レベル土地を踏まないように、スペルでウロボロスを倒されないように、レベルを上げたウロボロスを踏んでもらえるように、そんなブック構成を考えましょう。 - グレムリン
- 近代で発祥した伝説で他のクリーチャーなどと比べると若い話。都市伝説のちょっと古いやつみたいな感じ。
原因不明の機械の故障など彼の所為にされたようです。
その伝説をモチーフに相手のアイテムを破壊するという能力を持っており、これがかなり強力です。
一方的にアイテムを使うことができるので、高ST武器を持って侵略や、土地を守らせれば相手は自分の能力のみで戦わなくてはいけない状況になります。
これまでのカルドセプトシリーズで猛威を振るってきた影響で破壊・奪取不可のアイテムができ、その勢いもだいぶ収まりました。
特にグレムリンが恐れるのはテアリングハロー(巻物ST30;無属性以外の使用すれば強打)、そしてアイテムの破壊・奪取を受け付けないクリーチャー達です。
それでも強力なクリーチャーですので、相手のブックを良く観察し拠点にするかどうかなど検討していきましょう。 - ケンタウロス
- 半人半馬の全裸野郎。
使用アイテムをブックに復帰させるという他にはない能力を持っているので、様々なアイテムを用意してこの能力を活用したいところ。
手札に復帰するブーメラン(ST+20;HP+10の武器)などは、手札じゃなくてブックに復帰してしまうため注意です。
先制も持っているので、活躍する場面は多いでしょう。 - サキュバス
- あらやだ、エロい!!
その美貌と露出度で相手を骨抜き(ST=0)にしてしまいます。
サキュバスリング(道具)は先制付きでST=0の能力あるのに、なんで本家は先制ついてないのよという疑問は置いておいて下さいw
ルナストーン(戦闘終了時、対戦相手のSTとHPを入れ替える道具)を使えば即死コンボとなりますので、彼女を使う際は是非入れておきたいアイテムです。 - ソウルコレクター
- これまでに破壊されたクリーチャーの数x5をSTに変換して攻撃するクリーチャー。
全体スペルブックの使用や、戦闘が多く行われるであろう狭いマップなどでは、終盤にすさまじいSTを叩き出すこともあります。
破壊されたクリーチャーの数は、数えることはなかなかしないため、相手にとって驚異の高STを出すこともあれば、自分にとって驚異の低STを出すこともありますのでだいたいでもいいので数えることをおすすめします。
それでも上昇STは、基本STに追加されるので普通に使ってもそこそこの攻撃力を出すことができ、終盤の逆転に貢献してくれるでしょう。
但し、インシニレートとという破壊クリーチャー数を0にしてしまうスペルもあり、使用率は少ないですが注意が必要です。 - パウダーイーター
- 粉を食べるという名前から想像するに、たぶんケセランパサランのことなんでしょうね。
移動コマンドを使うと元の領地に残りつつ、移動先の領地に自分と同じステータスのパウダーイーターを配置するという変わった能力の持ち主。
同じステータスのまま増殖するので、元のパウダーイーターをスペルなどで強化すると強化されたまま増殖されるので、スペルでMHPを上げてから増殖させたいところ。
スペルのスピットウォーク(同じエリアの空き地に移動できるようになる呪い)をかければ、いろんな箇所に増殖可能です。
いつでも領地コマンドを使用できるテレグノーシス、リベレーションも積んで、マップを粉まみれにしてしまいましょう。
と、まあ、長々と各属性の傾向について述べてきた訳ですが、ホントにブックの構成によってはまったく関係のない内容ですねw
コンセプトを持ってブックを組めば、水属性だって侵略向けの構成ができますし、風属性が防衛メインになることだってあります。
それでも、例えば援護をコンセプトにするのなら地属性は見逃せませんし、先制ならば風属性となるでしょう。
いちおう気になるクリーチャーとして数種類ずつ列挙してみましたが、はっきり言って様々なクリーチャーの魅力はこれだけでは語りつくせません。
色々試して、考えて、自分の好きなクリーチャー、コンセプトを見つけて下さい。
たいした物ではありませんが、このデータが皆さんのブック構成に役立てれば幸いです。